先日、CHERUBIMをレストアしたのを機に、いつの間にか増えてしまったお気に入りのロードバイクを紹介。2022年12月更新
まずロードバイク達のGARMINによる走行記録、COLNAGO以外は記録開始(2017年2月)以前より走っているので、もっと長い距離は走破している。トータルでほぼ年間、2000〜3000km程度である。
【用途】ギヤ比とバイクの重さによって使い分けている。
- CANYON Ultimate:輪行・長距離用 カーボンフレーム 重量6kg台
ギヤ比 F52&36T/R11〜28T SRAM Red eTap(無線・電動)
ホイール:Mavic Ksyrium Pro Exalith SL CL
タイヤ:Mavic Yksion Pro CL 700-25c 2018年購入
2021年 タイヤ摩耗のため、Continental(コンチネンタル) GrandPrix 5000に交換
2022年3月 カセットを乙女ギヤに交換 11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32T
2022年11月 トップチューブバッグを購入
走行距離:5578km(2017年2月〜) - GIANT TCR:ヒルクライム・オフロード用 カーボンフレーム 重量約8kg台
ギヤ比 F34T/R32T Shimano ULTEGRA
2022年1月 リヤディレラー周りを改造しカセットに34Tと42Tを追加し、13Tと14Tを抜いた
2022年3月 ジュニアカセット(14−15−16−17-18−19-20−21−23−25−28T)を中古で購入し34Tと42Tを追加し、17Tと19Tを抜いた。
ホイール:Shiman WH-RS81-C24
タイヤ:Panaracer グラベルキング SK+ 700-26C クリンチャー 2013年購入
走行距離:4872km(2017年2月〜) - COLNAGO Titanio:低斜度サイクリング チタンフレーム 重量約8kg台
ギヤ比 F52&39T/R11〜26T Campagnolo Record
ホイール:Campagnolo NUCLEON Differential Rims
タイヤ:SOYO TYRE TRUEANCE 700-23c クリンチャー 2000年頃モデル 2018年購入
最初のサドル(Cocor)の色落ちがキツいので、Fizik(フィジーク) ALIANTE R3を購入し取り替え、https://kaze1952.hatenablog.com/entry/2021/08/27/094424
走行距離:1955km(2018年12月〜) - CHERUBIM:近距離専用 スティールフレーム 重量約10kg台
ギヤ比 F51&42T/R13〜22T Suntour Cyclone
ホイール:Super Champion Arc en Ciel
タイヤ:Panaracer チューブラー 700-25C
ブレーキ:Tektro R313(最新モデル)
1983年購入 2020年 レストア再塗装:今野製作所
走行距離:2861km(2017年2月〜)
【走行履歴】2022年12月まで合計15,266km
と簡単に紹介したが、それぞれに愛着がある。
我がバイク遍歴
我がサイクリング歴は、20歳の頃に、幼なじみに影響されて本格サイクリングを開始。最初に購入したスポーツバイクは、片倉自転車のランドナーSILK号である、色は緑だったか。どこで買ったか記憶にないが、1〜2年乗った頃に愛鷹山の十里木辺りの下りで見通しが悪いのに、センターラインギリギリで攻めながら走っていた。左カーブだったと思うが、突然対向車がセンターラインを越えて現れたため、慌ててハンドル操作と急ブレーキで避け、無事に命は取り留めた。対向車は、ぶつからなかったので、そのまま去って行った。
転倒こそしなかったが、リヤホイールがフルブレーキとスリップしたせいでグニャグニャに曲がって、走れる状況ではなくなった。当時は、きちんと工具を持っていたおかげで、自分でスポークテンションを変えながら、なんとか走れる状態まで直して、当時の独身寮まで走って帰った記憶がある。しかし、この曲がったホイールが気に入らず、幼なじみの友人に経緯を説明の上譲った。
その次が、輪行用の名車と呼ばれるALPSのクイックエースである。このときは赤色を指定して購入、東京まで取りに行った記憶がある。値段は覚えていないが、給料1ヶ月ぶんはしたと思う。
当時、沼津のサイクリングクラブに所属し、毎月の例会には独身寮から沼津まで片道18km位を往復した。1970年代当時は、サイクリングクラブの会員証がないと国鉄での輪行が出来なかった。クラブ仲間と一番遠くまで輪行で出かけたのが、新幹線で京都まで行き、サイクリングで山辺の道で奈良まで走ったことであった。行きつけの自転車屋のおやじがサイクリングクラブの会長、当日は会長の誕生日だったので、皆でビールで乾杯をした記憶がある。
このALPSはこのブログにも書いた が、31歳の時(1983年)にフロントフォークが折れ、廃棄処分とした。すぐに、地元の田中自転車屋に相談し、これからはロードレーサーが流行ると聞き、吊るしてあった赤いフレームのCHERUBIMが丁度良いサイズなので、セミオーダーして、現在に至っている。当時の価格は16万円くらいだった。やはり給料1ヶ月よりは高い。
その間、2013年に以前の会社仲間に誘われ、山中湖までクルマにCHERUBIMを積んで、サイクリングをするまで、あまりまともに走っていなかった。その後、2014年にあまりの汚さに音を上げ、簡単なレストアを自分で行った、これは先のブログに記載。
そして、2020年春大幅なレストアを敢行、緑色の綺麗なロードバイクに生まれ変わった。
COLNAGOに関してはそれ以前の大改造のブログに書いたが、GIANTとCANYONはまだ詳細は書いていない。
GIANT編
2013年に仲間との山中湖サイクリングから帰宅後、地元に最近出来たバイクショップへ出かけ、在庫に置いてあったGIANT TCRが丁度良いサイズで、また店長からも勧められたので即決。色合いも黒基調で、赤色が入っており気に入った。試乗時は最新の変速システムになじめず、うろたえたが、直になれた。購入時はShimano105で組み立てられており、ブレーキだけがTektroだったか。価格は14万円くらいか。
2015年に、自転車関連雑誌を読んだり仲間からの情報で、ドライブトレーンをもう少し良くした方が良さそうなのと、ホイールの軽量化に目覚め、仲間の勧めるままAmazonからSHIMANO ホイール WH-RS81-C24 11段クリンチャー 前後セットを購入した。ドライブトレーンは105からULTEGRAへ換装。ブレーキのみ自分で交換していたので、前後のディレラーとクランク、チェーンリングにカセット(32T付)とSTIレバーを馴染みのバイクショップに依頼した。ホイール軽量化の影響は大きく、普段27〜28km/hで走っていた道路を同じ感覚で走ると、30km/h以上が簡単に出るようになった。
現在も基本はこのままであるが、ブレーキのみ最新のULTEGRAにその後換装した。古いブレーキはグレーで、新型はブラックになったからもある。さらに、CANYON購入時に、FABRIC製のサドルをCANYONに、Fizik製をGIANTに付け替えた。さらに、バーテープを黒色から赤色に変更した。赤いタイヤは当時の赤いCHERUBIMに付け替え、黒タイヤを購入。当時は現役のサラリーマンで、財政に余裕があった。
このバイクでもあちこち走った。
- 霞ヶ浦サイクリング:当時の会社の若手と2人で、土浦からスタートの左回り一周コース。2017/05/3 約97km
- 自宅から富士山周遊サイクリング:単独行 自宅から箱根を超えて御殿場経由で篭坂峠越え、山中湖から左回りで富士山を回り、富士駅ゴール。2017/05/07 約162km
この年は5月の連休中にロングライドを3つこなして、400km近く走っている!
但し、2021年に近年のグラベルブームと地元の悪路(非舗装路)に対応させるべく、タイヤをPanaracerのグラベルキング SK+に換装した。別のブログに詳細を掲載。
4月に、秦野にある戸川林道にチャレンジし、無事に完走した。F34/R32のギヤ比とグラベルキングタイヤの威力はすごい。
2022年1月に、体力の限界を感じつつ、リヤのギヤを大きくしたいのでbike port湘南ベイサイド店に相談したら、リヤディレラーを変えなくともリヤのギヤを42Tに替えられると聞き、早速実行。初期設定はバイク屋に任せたら、ギヤ比がチョットキツい。普段よく使う辺りでギヤ比が飛んでしまい、ハイギヤでは重すぎてローギヤでは軽すぎる。14Tから18Tの差は大きい。
11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32-34-42T
そこで、余っているギヤを自分で入れ替え、トップ側の13,14Tを抜いて、結局下記ギヤ比になった。赤字は抜いたギヤで青字は追加したギヤ。
11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32-34-42T
その後さらに、CS-6800 14-28Tジュニア用ギヤをサイクリーから中古で購入し、14−28Tのカセットから17Tと19Tを外し、34-42Tはめて組み立て直した。
14−15−16−17-18−19-20−21−23−25−28−34−42T
のギヤのスプロケットに改造完了。
基本仕様は下記
- フレーム GIANT COMPOSITE, VECTOR Composite シートピラー
- フォーク GIANT COMPOSITE, FULL Composite OverDrive Colum
- リアディレーラー Shimano ULTEGRA 11速
- フロントディレーラー Shimano ULTEGRA 2速
- ブレーキ Shimano ULTEGRA ワイヤー式キャリパーブレーキ 2018
- スプロケットShimano ULTEGRA 11s 14−15−16−18−20−21−23−25−28−34−42T
2022年3月 リヤディレラー周りを改造しカセットに34Tと42Tを追加し、17Tと19Tを抜いた。 - ホイールセット Shimano WH-RS81-C24 11s
- タイヤ Panaracer グラベルキング SK+ 700-26C クリンチャー
- クランク Shimano ULTEGRA 11速適応 チェーンリング 50-34T
- チェーン Shimano 105 11速適応
- ボトムブラケット Shimano SM-BB71-41B Press Fit (BB86)
- サドル Fizik Antares R5 Special Edition
- ペダル shimano SPD(M520)
- フレームサイズ S
- 重量 8.3kg (サイズ S with SPD(M520))
CANYON編
CANYONは通販専門のドイツのバイクブランドである。ロードバイクからマウンテンバイクまで様々なスポーツバイクを扱っており、そのスペックの割には価格が安い。以下がWEBカタログ写真で、その下が到着後の写真。
最近は国内にもCANYON製品をアフターサポートする店が出来たようであるが、それまでは自己責任でメンテナンスを行うか、町中の自転車屋でサポートして貰うかであった。
ちなみに、私がGIANT TCRを購入したバイク専門店では「通販のバイクの面倒は見たくない」とはっきり断られた。以降、その店にはCANYONは持ち込んでいない。GIANTのみ時折、アップグレードの依頼をしているが。
最初の部分で書いたように、今までの走行距離は約4,000kmとなっている。購入が2017年1月であるので、2021年5月現在で考えると年間1,000km程度の走行である。その間に、サドルのみGIANTのものと交換し、現在はFABRIC製のサドルを付けている。
その後、GIANTの11〜32Tのスプロケットが余ったので、Canyonの11〜28Tのスプロケットと交換した。本来は許容外の選定であるが、フロントがインナーであれば、微妙に干渉せずに動作したので、自己責任で更新。「乙女ギヤ」の誕生である。
このCANYONが一番あちらこちらへ出かけたバイクである。
- ヤビツ峠から道志道サイクリング:単独行 自宅からヤビツ峠を越え、宮ヶ瀬ダムから道志道へでて厚木へ下り帰宅。2017/4/30 約114km
- 四万十川遡上サイクリング:友人と3人で中村から四万十川を遡り、四万十町十川へ。帰路は宇和島まで。2018/06 約109km
- しまなみ海道サイクリング:単独行 今治から尾道までと、そこから三原市まで。2018/10 約96km
- 琵琶湖サイクリング:友人と3人で、米原から左回りで、琵琶湖大橋を渡るコースで一周。2019/06 約170km
2020年は友人と北海道へバイクをクルマに積んで走る計画を立てたが、コロナ禍で中止。来年は行けるか?
基本仕様は下記
- フレーム Canyon Ultimate CF SLX R39 フルカーボン製 重量: 780g
- フォーク Canyon One One Four SLX F35 フルカーボン製 重量: 295g
- リアディレーラー SRAM Red eTap 11速適応 無線電動式
- フロントディレーラー SRAM Red eTap 11速適応 無線電動式
- ブレーキ SRAM Red Mechanical ワイヤー式キャリパーブレーキ AeroLink™タイプ
- スプロケット SRAM XG-1190, 11s 11-12-13-14-15-16-17-19-22-25-28T
Shimano Ultegra 11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32Tに交換 - ホイールセット Mavic Ksyrium Pro Exalith SL CL アルミクリンチャーリム Exalith 2加工
- タイヤ Mavic Yksion Pro CL 700-25c クリンチャー
2021年 タイヤ摩耗のため、Continental(コンチネンタル) GrandPrix 5000に交換 - クランク SRAM Red 22 11速適応 チェーンリング 52-36T
- チェーン SRAM Red 22 11速適応
- ボトムブラケット SRAM GXP BB86/BB92プレスフィットタイプ
- サドル ファブリック(FABRIC)LINE Shallow Elite サドル 134mm BKR
- ペダル shimano SPD(PD-A520)
- フレームサイズ S
- 重量 6.9 kg (サイズ S with SPD(PD-A520))
COLNAGO編
このバイクはすでにブログに書いたが、退職記念に最後の退職金(60才から67才までの7年間の嘱託勤務)で購入した。嘱託でも僅かながら退職金が出たので、最後の職場近くの中古自転車で見つけ、気に入ったので購入。但し、展示車にはチェーンと変速用ワイヤが組まれていなかったので、自分で購入組み付け。Wiggleで、国内価格より相当安価に買えた。購入した時の写真では走行できない!2018年12月購入時。
その後、部品を組み付け完成品となった状態。
その後、しばらく走っていたが、取り付けられていたアヘッドステムの長すぎ(120mm)が気になっていたので、通販のeBayで同じブランド(3T)の90mmのステムを見つけ購入した。2019年11月
交換した結果は極めて良好。たかが30mmでも体には結構効いてくる。さらに、CHERUBIMU用にと購入したフレームポンプはほぼ同じサイズのCOLNAGOにも取り付くので、ポンプを縦に取り付けるため、ボトルケージ取り付け位置を変更した。
2021年、急な雨降り時に乗って帰宅したら、ホワイトジーンズのお尻が真っ黒に染まった!CONCOR S.MARCOのサドルの黒色が付いたようだ。これでは怖くて乗れないので、早速Amazonで白色のFizik(フィジーク) ALIANTE R3 OPEN kiumレール を買った。
このコルナゴはケルビムに次いでギヤ比が高いので、登坂用には向かない。今までで一番遠距離走行は三浦半島一周である。2021年夏、頑張ってCOLNAGOで湘南平を登坂した。F39T/R26Tという結構キツいギヤ比である。
基本仕様は下記
- フレーム COLNAGO Titanium
- フォーク COLNAGO Carbon B-Stay
- リアディレーラー Campagnolo RECORD Titanium 10速
- フロントディレーラー Campagnolo RECORD Titanium 2速
- ブレーキ Campagnolo RECORD ワイヤー式キャリパーブレーキ
- スプロケット Campagnolo RECORD Titanium 10s 11-12-13-14-15-17-19-21-23-26T
- ホイールセット Campagnolo NUCLEON Differential Rims
- タイヤ SOYO TYRE TRUEANCE 700-23c クリンチャー
- クランク Campagnolo 10速適応 チェーンリング 53-39T
- チェーン Campagnolo 10速適応
- ボトムブラケット Campagnolo
- Fizik(フィジーク) ALIANTE R3 OPEN kiumレール
- ペダル Shimano SPD(M520
- フレームサイズ 56
- 重量 8.65kg (サイズ56 with SPD(M520))