Kaze1952’s diary

定年退職後、趣味の世界に専念。ロードバイクは乗るだけでなく収集にも・・・。

戸川林道をロードバイク+グラベルタイヤで完走

 GIANT TCRのタイヤをGRAVELKING SK+」という悪路用タイヤに履き替えて約3ヶ月。以前に、自転車屋(Bike Port 湘南)のスタッフとお客さん達で「戸川林道」で走行会を行った話を聞き、是非走りたいと思っていたが、脚力不足で控えてきた。前回、100km走破と900m獲得標高で自信を付け、走ってみることとした。

 4月7日(水)9時55分に自宅を出発、バイクは当然グラベルタイヤをはいた、GIANT TCRである。念のため、電車でも帰宅できるようザックには輪行袋を入れた。

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ゴールの作治小屋前で

 事前に調べたルートは二通り。銀河大橋から内陸側を走り東海大学脇を通って秦野へ抜けるか、R134からR1の海岸通りで二宮へ出て、そこから東名IC横を経由して秦野へ向かうか。

 内陸ルートは景色は良いのだが、道幅が狭い割に大型車が多く、少々走りにくい。ということで、登り坂のきつさはあるが二宮経由を選択した。東海大経由の方が距離はやや短い。

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本日の走行コース(結果拡大)

 二宮まではいつも走っているコースで、何の問題も無い。二宮で右折し秦野への道を向かう。新一年生が早くも帰宅の時間帯で、黄色い帽子の子らが父母とともに下校していた。

 この道は東名に接続するために綺麗にされたが、最高高度100mを超える。二宮が数mの海抜であるから、徐々にではあるが結構登る。

 秦野からの道は良く判らないので、秦野の中央を流れる水無川沿いに遡上することとした。突き当たると右側に上っていく道があるが、目の前の看板は朽ち果てて読めない。途中から急坂の砂利道となったため、これが「戸川林道」か?と勘違い。ここで砂利にタイヤを取られて転倒。うまく転んだのでけがはないが、予想通りの展開・・・・(出がけに絆創膏のチェックをした!)。但し、この道は戸川公園に続く道であり、林道ではなかった。公園にはいり、そこから急坂を登ってたどり着いた道が戸川林道であった。スマホの地図で見ても間違いない。

 しばらくは舗装道路を走るが、徐々に悪路になっていく。途中に丹沢大山国定公園の大きな看板があったので、ここで小休止しおにぎり二個の昼食。

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国定公園の大きな看板

 走り出してすぐに、竜神の泉があったので、ここでも撮影。

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竜神の泉

 グラベル走行中の写真はないので、GoogleMapsから写真を借用。Googleのクルマは悪路を走れないためか、途中は徒歩で撮影した模様。ここがクルマでの最後の写真。

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戸川林道グラベルロード

 悪路の坂は時折、10%前後の斜度であるが、緩やかなときもあり一息付ける、いずれにせよかなりの悪路で気が抜けない。浮き石の少ない場所を選んで走りグリップを確保。しばらく走ると別の林道への分岐点。ここからヤビツ峠に繋がっているようだが、自転車走行禁止の標識があった。下り道で通った際、登山客がここから林道に入り進んでいった。

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表丹沢林道入り口

 さらに進み、標高500mを超えた辺りから斜度がきつくなる。聞いた話ではこんな坂はなかったが?結局、作治小屋までの数百mは平均斜度16%前後の激坂であった。この激坂部分のみ、路面はコンクリートで舗装されており、きっちりとグリップでき何とか登れたが、砂利道では転倒間違いなし!

 激坂の頂点に作治小屋があり、無事にゴール。GARMINの指示では標高569mとなっていたが、帰宅後のGARMIN記録では598m?ネットで調べたら、作治小屋の標高は670mなので、GARMINの指示が正であった。

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GARMIN指示高度

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作治小屋で自撮り

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作治小屋

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作治小屋の前景

 ここに上がる直前、トレイルバイク(エンジン付)に乗った若者に抜かれたが、オートバイもゆっくりと上がらなければ危ないほどの、激坂で悪路。

 少し休憩し、一番危険な下りコース。やはり浮いた石に乗り上げないよう気をつけながらゆっくりと下る。徒歩よりやや早い程度の速度で前後のブレーキを調整しながら下る。しばらく走ったら、右側の前腕が結構キツくなってきた。前ブレーキを主に使い、後ろはロックしない程度なので、右が先にキツくなった。

 なんとか舗装路まで下るが、同じ道では帰れない。よく見ると上ってきた道は自転車走行禁止だった。下の道は途中から入ったので、その看板がなかった。

 仕方なく、舗装路を下るが、全く道が見えない。途中何度かスマホの地図を見るが、周囲が明るく画面が見にくい。それでも南東方面へ太陽の位置を参考にしながら進み、秦野の街へ下れた。帰路も往路と同じ二宮へ出て、R1とR134で辻堂へ帰宅。

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GARMIN記録