Kaze1952’s diary

定年退職後、趣味の世界に専念。ロードバイクは乗るだけでなく収集にも・・・。

3年ぶりのヤビツ峠、表登坂

5月14日(木)朝から良い天気、天気予報では午後から南風が強まるが6m/s程度。とは言っても時速換算では21.6km/hとそこそこある。但し、その後は週末になるのため、サイクリストも増えるのでバイクの準備。

今日はCANYONで行く事として、空気を入れ携帯食羊羹を3個準備。8:24にスタート。

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CANYON

まずは、1号線を越えて新湘南バイバス下の道を、銀河大橋に向けて走り出す。この道路は東西を結ぶ道路として利用度が高く、結構クルマは多い。銀河大橋を抜けR139を少し北上し、ENEOSのGS手前の四ノ宮林町交差点を左折。(Google Mapより)

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四ノ宮林町交差点

ここから道は一気に狭くなるが、バス通りでもあり、大型トラックも通るので、車に追いついて走るのが安全であるが結構キツい。しばらく走ると両脇に畑が広がり目の前には富士山と大山が望める。車が少なければ走りやすい道である。(Google Mapより)

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富士山と大山

さらに直進すると、小高い丘の上に東海大学校舎が見えてくる。この校舎を横に見ながら緩やかな坂を登って進むとT字路に突き当たるので、左折する。(Google Mapより)

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東海大学脇左折

しばらく道なりに走り、東名高速を渡り、坂を下ると小田急線の踏切がある。さらに進むと金目川沿いに走り、県道62号線に合流するので右折。ほんの少し走ると河原町交差点があるので、ここをまた右折。しばらく登るが、少し下って落合の交差点を右折し登っていくと目の前に名古木(ながぬき)交差点があり、左側にセブンイレブンがある。この場所がヤビツ峠登坂のスタート地点の一つになっている。ここに行けば必ずロードバイクが停めてあり、登坂準備にいそしんでいる。(Google Mapより)

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名古木のセブンイレブン

当日は、いわゆる競輪用の1枚ギヤのバイクが3台置いてあり、20代の若者達がハンドルの位置を調整していた。「このギヤで登るの?凄いなぁ。おじさんは一番でかいギヤで無いと無理だよ」と話しかけたら、「ものすごくキツいっす。」と笑顔で答えてくれた。

このセブンイレブンエナジードリンクレッドブル」を飲んで、9:45にスタート。途中に2カ所ある信号は、運良くどちらもグリーンでスムーズに上がれた。下図がヤビツ峠の勾配図である。私のGARMINの記録からコピーした。

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ヤビツ峠勾配図

この峠で一番嫌なのが、蓑毛坂である。距離2kmで高度150m程度であるから、湘南平より楽な勾配であるが、ほぼ直線で上がるところが精神的にキツい。

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蓑毛中バス停

この写真は下るときに撮ったものである。特に夏場は背中を直射日光が照りつけるので、さらにキツい。この蓑毛坂の終点が蓑毛バス停である。

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蓑毛バス停

ここも下るときに、トイレ休憩で撮影。ここからは、やや勾配は楽になるが路面に掘られたドーナッツ状のスリップ防止用の穴が、サイクリストにはキツい。

ここから先は5〜6%の坂がメインで、短いが10%を越える勾配が時折現れる。特に左に曲がるコーナーでの登りはキツい。(Google Mapより)

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急勾配左コーナー

途中に菜の花台展望台があるので、休憩をと思ったがコロナウイルスの影響で閉鎖中。

仕方なく、最後の力を振り絞りそのまま峠まで登った。

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ヤビツ峠761m

到着時刻は10:43で、初めて1時間切りで登る事が出来た。結構な汗をかいたので、上着を脱いで乾かしてから下る事とした。周りを見ると「登山自粛」の看板があちらこちらにある。

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登山自粛看板

気になって、周りを見たが「サイクリング自粛」とはどこにも無く、ホッとした。しばらくしたら、下のセブンイレブンで見かけた若者3人が到着、キツそうな風情で自販機前で休憩していた。1枚ギヤで登り切るのはたいした物である!!

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初夏のヤビツ

下りはノンビリと、年齢をわきまえてオーバースピードは避ける。この年で下りでこけたらアホでは済まない。ましてや、病院は大変な時期である。

途中、絶景ポイントで下車し撮影。

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ヤビツから富士山

さらに下って、蓑毛で気になっていた脇道に入る。途中からハイカー専用の荒れた道になり自転車と一緒は無理と諦める。鹿除けの金網と扉が設置されていた。ハイカーは扉を開け閉めして通過するわけである。

すぐ横に宝蓮寺があり、ここに祀られていたのは木食光西上人で、江戸時代中期の飢饉の際に農民救済のために活動され、ここで入寂した方である。

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木食光西上人入寂の地

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法連寺大日堂仁王門

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仁王像左右

ヤビツ峠には、大山や塔ノ岳の登り口として若い頃から何度も来ているが、途中の蓑毛にこの様なお寺があるのは知らなかった。

ここからは、苦しんで登った蓑毛坂を一気に下り、秦野を超えて平塚方面に向かった。途中で、スポーツ飲料と羊羹2本を補給。

平塚を走行中に、綺麗なバラ園と何やら塔がそびえているのを発見。寄り道をしてみると、バラ園は八幡山公園の洋館(旧横浜ゴム平塚製造所記念館)で塔は平塚市が建立した平和慰霊塔であった。

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八幡山の洋館

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平和慰霊塔

ここから1号線に合流し、馬入川を渡らずに堤防沿いに海岸へ向かう。その後、馬入川を渡った後は鉄砲通りを通って、自宅へ一直線。14:20頃帰宅。

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GARMINヤビツ峠