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ロードバイク旅のきっかけ
私の愛車CHERUBIM1983年モデルは、町田にある今野製作所製であり、最近ここで再塗装してもらい新車同様に綺麗になった。フレームだけ渡して塗装してもらったので、完成車となったらお礼を兼ね訪問したいと考えていた。
行くだけではつまらないので、5年前と同じようにJR相模線の全駅を訪れて、駅舎の写真撮影をする事とした。この相模線は学生時代に5年間お世話になったローカル線で、当時はディーゼルであったが、その後電化された。
持参したカメラはOLYMPUS OM-D E-M1で、レンズは最も軽い9mmのFISHEYEである。駅舎と自転車を含めた風景写真がメインなのでこれ1本で行った。
相模線沿線巡り
走ったコースと各駅の写真一覧である。もう少し大きく掲載出来るかと期待したが、縦方向に制約があるようで少し縮んでいたので、2分割した。
(1)北茅ヶ崎駅
自宅からスタートして、ほぼ真西へ北茅ヶ崎駅へ向かう。始発駅は茅ヶ崎駅であるが、ほぼ橋上駅であり周りに自転車を停めて撮影する場所を探すのが大変なのでパス。
この真西へ向かう道路は「松林通り」と呼ばれ、松林小学校の南側と松林中学校の北側を通るバス通りである。その道の終点から、千ノ川沿いの車が通らない道路を走る。 この道路の脇には、非常用の手押し式井戸が設置されている。
北茅ヶ崎駅は東邦チタニウムの脇にあり、ちょっと離れた場所には「湯快爽快ちがさき」というスーパー銭湯がある。
北茅ヶ崎駅の駅名看板がかすれて読みにくい。(画面クリックで画像が大きく)
(2)香川駅
次は香川駅である。友人宅があるので近くへはよく行く。線路沿いに道は無いため、曲がりくねって目的地へ向かう。
普段から電車の本数も少ないため、定刻以外には人はほとんどいない。
ここから、寒川駅に向かうが、この場所だけは寒川神社も参拝しないとバチが当たる、何せ交通安全の神様だ。駐輪場に愛車を止め、砂利道を本殿に向かいパチリ。
(3)寒川駅
寒川駅も駅名看板がかすれて読みにくい。
(4)宮山駅
次の駅は宮山駅で、初詣客はここから寒川神社に向かう方が多いようである。普段は閑散とした本当に小さな駅舎である。
(5)倉見駅
次の駅は倉見駅で、二つ先の社家駅と駅舎のデザインがそっくりである。
(6)門沢橋駅
この次の駅は門沢橋駅である。大通りを走ってくると、駅舎と反対側に着く。遠回りしないと駅舎側には行けないのでパスし、道路側からホームを撮影。
相模線に沿って走る県道46号線は、河口付近では産業道路と呼ばれる、柳島交差点を起点として上溝まで続いている。この駅も含めて相模線は本当に無人駅が多い。
(7)社家駅
次の停車駅は社家駅である。ここの駅舎のデザインが何故か、倉見駅とそっくり。
(8)厚木駅
学生時代は次の厚木駅まで相模線のやっかいになっていた。一つ手前の社家駅は次で降りるサインでもあったので記憶に残る駅名である。 小田急線と共通の駅である厚木駅から、小田急に乗り換えて本厚木に向かった。
(9)海老名駅
ここから先は、学生時代はほとんど乗る機会は無かった。たまに、上溝方面の友人に誘われ行った程度か。次は海老名駅であるが、学生時代の記憶では、次は入谷駅である。ちょっと調べると理由が判明。1987年(昭和62年)に新駅として開業したとの事。昭和47年に卒業したので知らないわけである。学生時代の小田急線海老名駅は、駅前に田んぼが広がるのどかな駅であったが、今では大都会で過去の面影は片鱗もない。
海老名駅は相鉄や小田急との乗換駅であるため立派な橋上駅となっており、線路脇から外観のみ撮影。
(10)入谷駅
次の入谷駅は田畑の真ん中にある無人駅で、駅舎もない。駅名表示はこれだけ!
(11)相武台下駅
次は相武台下駅であるが、ここから北側の相模線の駅が綺麗な駅になってくる。しかもここの駅前からバスが発着していた。厚木以南で寒川駅以外ではそんな駅はない。新旧駅舎の写真。
(12)下溝駅
次は下溝駅である。下溝駅の手前で9%の急坂を登って橋を渡ると、三段の滝展望広場がある。ここで小休止。5年前に下まで行ったので、今日はパス。
下溝駅も以前と比べて大きく変わった新築の駅舎なので、新旧の写真を掲載。
(13)原当麻駅
次の駅は原当麻駅、最初来たときはとても読めない。「はらとうま」と思い込んでいた。
(14)番田駅
次は番田駅、この駅もとても綺麗になった。駅員もいる立派な駅である。
(15)上溝駅
そろそろ終点が近づいてきた。あとは上溝、南橋本、橋本終点である。次の上溝駅は相模線の駅で単独駅としては最大規模と思える橋上駅である。相模原市の中心部近くで、次の南橋本へ行く道は町中を通っていく事になる。とても判りにくい。
(16)南橋本駅
町中を走り、何度もスマホで地図を確認しながらたどり着いたのが南橋本駅である。
(17)橋本駅
ここからしばらく行くと16号線を渡って、アリオとイトーヨーカ堂の入った大きな商業施設の横を過ぎると、終点橋本駅である。ここは京王線とJRが一緒の駅である。
この駅は相模線と横浜線に京王線が合流しており、結構大きな駅である。と言う事で、茅ヶ崎からはるばると相模線全駅に立ち寄り、ロードバイクで走り通し、約43km走行した。実走行時間は2時間21分であるから、CHERUBIMで走ったにしてはまぁまぁのタイムである。
CHERUBIM製造元訪問
このあと、CHERUBIMの製造元である、今野製作所に立ち寄り、お礼をかねて挨拶。若い担当者が話を聞いてくれた。思ったより、お客さんがいて長居出来ない雰囲気であった。
帰りのコースは、前回にCHERUBIMをクルマで引き取りに来た際、帰路に使った道を走った。車の時は下溝を右側に下らず、真っ直ぐに藤沢方面に行ったが、今回は相模線沿いに下る事とした。往路は風が少なく走りやすかったが、復路は南西の風が結構吹き始め、向かい風がきつく走りにくかった。
以上、総走行距離約89kmの一日ライドでの記録である。