2015年と2020年の2回、「JR相模線の各駅巡りのバイク旅」を行い、このブログに掲載(2020年5月のみ)した。その時から、次のローカル線は御殿場線と決めていたが、距離が長いのと、山間部を通るので躊躇していた。
昨年、50年ぶりにR246経由で御殿場線沿いに自宅から国府津を経て、御殿場ー三島と走ってみた。その結果は「約50年ぶりにR246側から三島方面へ」のブログに掲載した。このときは、時間を考えて各駅に向かうのは止めた。
今回は、天気も良さそうなので前日にGoogle Mapでルート界隈の地図をiPadでスクリーンショットし、iPhoneで観られるようにして準備。下記のようなデータ。現地でその都度検索しないで済むようにした。
10月14日(月)8:57自宅を出発し、愛車はロングライド用のCANYON Ultimateである。R134へ出て、相模川を渡るところで富士山を撮影。
長丁場を覚悟し、それ程スピードを出さずに国府津まで走るつもりで、先行車のスピードが丁度良いので、20m程度後ろを追走。小田原市に入る当たりで速いロードバイクが追い越すと、先行車が後追い。私は巻き込まれずに、マイペースで走った。
まず、国府津駅で駅舎とバイクを撮影。
自宅から国府津駅までのルート、約25km。
25km辺りにある、いつものコンビニで水とおにぎり2個とお茶を調達。ここで、ルートを確認するが、裏道を選んだつもりが結果的にはいつも通る道に合流、少々遠回りで二つ目の駅「下曽我駅」に到着。いつも、梅祭りでお世話になる駅である。割と新しめの駅舎だ。
次は「上大井駅」で、車でどなたかを出迎えのおばさまが、シャッターを押してくれた。
この駅は少々くたびれた感じである。この駅の近くが「やまゆりライン」を走った後に降りてくる辺りだ。次の「相模金子駅」は住宅外の近くにあるが無人駅で、少々高台に駅があった。駅舎は無し、待合室があるのみだ。
次の駅は、何度か降りたことのある「松田駅」で小田急の「新松田駅」がすぐ横にある。駅の手前の橋から富士山が見えたので撮影。
最初に新松田駅(小田急)に着いたので、スマホでJR松田駅を探す。近くではあるが、道路標識も無く不親切・・・。以前のイメージとはかなり異なり、結構キレイで大きい。
次の駅はR246沿いにある「東山北駅」であるが、完全に見落としており、R246走行中に駅に気がつき歩道を走って戻った。地図を見ると松田の次は山北では無く、東山北だった。下の写真は松田駅から少し走った、R246への合流地点である。富士山が近くなった。
「東山北駅」はR246沿いにあるが、入口は線路の反対側にあり、そこに行くためには相当戻らざるを得ないので断念し、歩道から写真のみ撮影。帰路に電車の窓から観て気づいたが、山北高校の最寄り駅でもあるようで、周囲は住宅街。
次が「山北駅」である。神奈川県民としては、山北という地名は知っているが馴染みが薄い。かつて裾野市に住んでいた頃は、毎週のように国府津駅と岩波駅の間を御殿場線に乗っていたが、途中の山北駅には降りたことはない。
R246を地蔵尊がある分岐点で右折。R246に信号はないが、おそらく前後の信号の関係で車が途切れたので無事に横断して右折出来た。初めて見た山北駅は、一世代前の駅の感じだ。駅の横を見ると丁度、「山北鉄道公園 D52フェスティバル」の開催中とあるので、陸橋を押して渡り会場に行ってみた。が、自転車を押して入れないので、駐輪場に置くように言われた。残念ながら、駐輪場に置いておける自転車ではない。諦めて外側から見学するため、周りの道路を走っていった。
坂を登ると、下にD52本体が置いてあったので、道路脇に一時駐輪して、写真撮影させて戴いた。
鉄道公園の先にある陸橋から撮影、時期であれば桜がキレイな所だろう。
山北から谷峨への道がR246は最も危険。
次は「谷峨駅」だ。山北と谷峨の間のR246は自転車では怖くて走れない場所だ。前回は道が判らずこの区間をバイクで走り、トンネル内を押して歩いた。今回は前回の轍を踏まず、しっかりと安全な人気の無い道路を走った。景色の良い場所で一枚写真撮影。一寸前に鉄橋を小田急の特急ロマンスカーが通過していった。
「谷峨駅」は無人駅であるが、可愛い駅舎で昼時だったので、待合室で昼食とした。国府津のコンビニで買ったおにぎり2個とお茶の、ささやかなランチタイム。自販機もあり、水分補給にもなった。
谷峨から駿河小山に向かう途中で、富士山が大きくなったので写真撮影。だんだん雲がかかってきた。
ここから真っ直ぐ進んだのが間違いであったのか?いくら走っても駿河小山の駅がない。帰宅後調べると、途中のローソンの先で左折すべき所を、少し先まで進み前回走った道路を進んでしまった結果のミスである。この先を進み、駿河小山町役場を越えると、10%を越える急勾配がありここを越えて、さらに先に進んだが駅は無く、改めてGoogle Mapで調べてミスが判った。
結局、50mの急坂を2km以上下り、やっと「駿河小山駅」に到着。この駅は219年に足柄峠を登った際に、帰宅に用いた駅である。「足柄峠チャレンジ」ブログ参照。
駅全景
この辺りで標高300m程度、一度は350m超えの地点まで行ったが、再度登り坂だ。次の駅は足柄駅であるが、走っていると既視感がある。思い出すと、足柄峠から下った際に、御殿場まで行こうとこの道を走ったが、のぼりがキツいので途中で諦めて、駿河小山駅に向かった登り坂である。その際に、この鉄橋で写真を撮った事を思いだしたので、同じアングルで一枚撮影。
丁度、御殿場線の電車が通過した。
次の駅は足柄駅だ。この先はズーっと御殿場駅まで登りが続く。足柄駅についてビックリ、美術館かと見まがうようなキレイで可愛い駅舎である。かつ無人駅!
駅前に可愛い金太郎と熊のオブジェがあった。
ここからは、最終目的地である御殿場駅に向かう。ここで標高330mだ。御殿場駅まであと少しだが高度差は100m以上ある。結構つらい登坂ではあったが14:40頃に御殿場駅に到着した。ここで標高455mあるそうだ。
ここで、三島まで下るか思案したが、真っ直ぐ下れば1時間ちょい、但し各駅を巡ると2時間位掛かりそうなので、暗くなるため断念。ふと横を見ると、女子サイクリストが挨拶して駅方面へ向かっていった。私も諦めて、輪行準備のため駅の左側方向の空きスペースへ向かったら、そこで彼女と合流した。
話をすると、東京から輪行で御殿場まで初めて来たそうだ。長尾峠から乙女トンネルを通りその脚で、富士山スカイラインまで登ったとのこと。凄い健脚である!!乙女まではたいして高度差は無いが、富士山スカイラインは標高1400mくらいはある。
バイクを畳んで一杯ビールをと思い、横の酒場を覗くと15時営業開始とあるが、店内は暗い。そこで御殿場線の時刻表を見ると15時15分発の国府津行きが丁度あったので、そのまま帰宅することとした。ここまで、約70kmだった、全コースは下記。
次回は御殿場まで輪行し、残りを走る予定。