2022年は年初から、白内障の手術を受けて入院したため、しばらくは重労働禁止となった。そのため、1ヶ月近くロードバイクには乗れなかったため、結構脚力が落ちている。1月22日(土)から走り始め、2月まで湘南平を登っていなかった。
1月18日(火)のブログに掲載したように、脚力低下を補うためリヤカセット(スプロケット)の大幅改造をした。その結果、リヤには32Tの上に34Tと42Tのギヤが追加された。このギヤで、2月22日(火)に今年初めての湘南平の登坂に挑戦した。
いつものコースなので、経路説明は省きGarminConnectの記録が下記。
割と普通に走ったので、自宅から1時間6分で頂上に到着した。使ったギヤはF34T/R34Tがほとんどで、後半は少し重めのギヤでタイムは稼いだが、登坂時間は過去最下位にちかい。記録は下記。火曜日が今回の記録である。12分06秒はベストタイム9分28秒から2分40秒近く遅いが、現状はこれが限界かな?登坂時間より、無理せずに登れる体力を維持しないと駄目な年代である。
このときが、リヤカセットを改造後2度目の真面目な走りだった。前回の三浦半島走行時にも感じたが、一番美味しいギヤが使えない!ロー側にシフトすると軽すぎ、トップ側にシフトすると重すぎる、といういやなパターンである。自宅に残っていたギヤの13Tと16Tのうち、16Tが今まで一番よく使っていたギヤであったようだ。帰宅途中でバイクショップに寄り、ギヤの不調を訴えて、32Tを外して16Tを追加したいと言い置き、その時は時間が無いので帰宅した。
後日、工具箱を引っ張り出して、自分でギヤを分解してみると、ULTEGRAのスップロケットの大きいギヤは、下図のような構成で、25-28−32Tの3枚は各のギヤがカシメられ一体となり分解できない。その下の20−22Tも同様で分解不可。
さらに、トップ側の11Tと12Tは構造上取り外すことが出来ない。34Tと42Tを追加するために、バイクショップではバランスを考えて、13Tと16Tを外したようだ。
色々考えたあげく、16Tを使うには13Tと14Tを抜くしか無い。本当はトップギヤを14Tにし、14−15−16−18というギヤ構成にしたいのだが、このままでは無理と言うことが判明した。そのため、暫定的にトップ側はほぼ使わないギヤ(11−12T)で、残った9速で走るギヤ構成となった。ギヤ比と速度を計算すると下記。
これを見ると、常用ケイデンス80rpmとすると、14Tでは36.17km/hというややオーバースピードで、18Tでは28.13km/hとやや遅い。巡航を約30km/hで走るにはマッチしなかったわけである。
今後、CS-R8000の14−28Tカセットを購入して、14−15−16−18−20−21−23−25−28−34−42Tで組み替える予定である。但し、定価は¥9,638とやや高価で、現在品薄中のようだ。
(これを書く前に、藤沢の中古バイクショップ「サイクリー」にCS-6800の14−28Tカセットがあったのを思いだし、藤沢店の在庫を調べた見たら、すでに売り切れであった。残念!!)