自治会がらみの仕事やら、飲み会や花見でロードバイクに乗れずにいたが、3月の最終日にやっと体も空き、天気も良い。さぁ乗るか・・・・。
今回は久しぶりに、100kmのロングライドを行うつもりで、熱海往復か伊豆半島を下田方面へと考えていた。バイクは帰路の輪行も考慮し、CANYON Ultimateである。サドルバッグにGORIXの輪行袋を入れ、deuterのザックに着替え（短パンとウィンドブレーカー）を入れた。
結果は、下田までは到達できずに伊豆北川駅から輪行で帰宅の途についた。全行程は102kmだったので、まぁ予定は達成かな？コースは下記GARMINの記録。
前半は、久しぶりの最軽量のCANYON Ultimateと言うこともあり、かなり順調に走れたので、ややオーバーペースになった。最初の休憩は小田原を過ぎた「漁港の駅TOTOCO」である。トイレもあり伊豆方面に来るときは寄っている。
TOTOCOで出発準備をしていると、大きな振り分けバッグを付けた、ややお年を召した女性サイクリストが到着。挨拶して目的地を聞くと、「和歌山」と言われビックリ。東京から海岸沿いを走って三浦海岸を越え、昨夜は江ノ島泊。今夜の宿は伊東だという。その後は伊豆半島を一周するというので、東海岸より西海岸がキツいですよとアドバイス。「頑張って下さい」とエールを送り別れた。
こんな話を聞いたら、熱海往復は止めて、下田を目指すこととした。2017年4月23日には自宅から、約122km走行して下田まで行った実績はある。が、最近はあまり自転車に乗っていないので不安は大きい。
12時半近くに、宇佐美に近づいた。記憶ではここでランチを4年前に食べている。行ってみたが、残念ながら「水曜日定休」の表札が掲げられ、閉まっていた。隣りにある売店でうまそうなほたて弁当を売っていたので、食堂の前のベンチで食べることとした。600円也。
宇佐美の駅でトイレを借りた。
ここまでで、約71km、道路標識で行くとあと57kmくらいか。このあと、「太平洋岸自転車道」の案内に従い、川奈のまちへ左折したが、前回とは異なるコースである。以前のコースは右に進み、そこから結構登るので、左は平坦と喜んだが、最後には結構上まで登らないともとの道には出なかった。前半にスピードを出したツケか、これが結構つらい。
結局、城ヶ崎海岸駅、伊豆高原駅を通り過ぎ、下ると赤沢温泉。この近くの駅で帰ることを考え、道路から近い駅をGoogl Mapで探す。近くには伊豆大川駅があるが少し離れている感じなので、近そうな伊豆北川駅を終点と決めた。
北川温泉に入ったので、旅館街に左折して駅を探すが階段の上が駅との標識。仕方なくバイクを担いで階段を上がると、斜度20％はあろうかという坂道が待ち構えていたので、もう押し歩きである。結果的に駅は標高50m辺りにあり、結構歩いて登った。
駅について、トイレで汗だくの顔と手を洗う。ちょうど下田行きの電車が到着して大勢降りてきた。乗降客がいなくなってから、輪行袋を広げてバイクを収納。やはり、横置きの袋は収納が簡単である。14時50分頃到着して全部完了したときが15時10分頃。結構のんびりやったが20分はかからない。このタイミングで時刻表を見ると15時20分発の熱海行きがあった。
この駅は無人駅でSuicaの機械が設置されているだけ。ビールも飲めないが我慢。熱海の乗り換え時にビールを買おうと考え、乗り換え案内で調べると、乗り換え時間は3分。どうせ間に合うまいとのんびり熱海で乗り換えたら、ちゃんと間に合ってしまった。
ビールも飲まない輪行帰りという不遇を恨みながら、無事に17時16分辻堂駅に降り立った。夜は飲んべえ達とオンライン飲み会である。
