Kaze1952’s diary

定年退職後、趣味の世界に専念。ロードバイクは乗るだけでなく収集にも・・・。

マウスシールドでサイクリング

 今年の梅雨は最悪である。特に西日本では、停滞した梅雨前線の影響による豪雨で、河川の増水による洪水や、山間部での土砂崩れが暗いニュースとして毎日報道されている。毎年毎年、嫌と言うほど同じニュースが報道されるが、「治水」という事業は紀元前から行われているにもかかわらず、抜本的解決策は無いものなのか?

 関東地方も梅雨前線の影響で雨が続いている。サイクリストにとって雨と風は大敵で、好んで走る気にはなれない。そんな中、「サイクリストにもマスクを!」と言う風潮が出来てきているようで、サイクリング雑誌にもその様な記事が見かけられるようになった。

 但し、ポタリング程度の強度の低いサイクリングならば良いのだが、スポーツとして走る場合、あるいは峠を登る場合、マスクは酸欠に繋がり、結構キツい。また、気温が上がってくると歩いていてもマスクの下は汗だくになる。サイクリング中にマスクはとてもキツそうなので、今まではマスクなし(持参はしている)で走行してきた。

 あるとき、TVでフェイスシールドやマウスシールドをして、仕事をしている風景が紹介されていた。これなら、サイクリングにも良いのではないかと思い、検索。フェイスシールドではヘルメットと干渉すると思われるので、マウスシールドを探し、購入したのが下記写真。

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マウスシールド

 実際に装着した感じは、下の写真である。

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マウスシールドを装着

 普通にしているときは、違和感は少ないが、私の低い鼻でもシールドが鼻に当たる。また、喋るとマウスシールドが一緒に動くので、鼻をこすって動く。喋る用途には不向きか?

 7月16日(木)、天気予報では一日曇りで雨の降る確率は低そう。そこで、10時過ぎからマウスシールドを付けて、サイクリングに出かけた。目的地は境川サイクリングロードで、キツい登りのない平坦コースで、バイクはCHERUBIMである。

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CHERUBIM

 コース紹介は別でしているので、マウスシールドの使用感を書く。コースはほぼ平坦ではあるが、27〜28km/hの速度で走ると、このバイクは負荷が大きいので呼吸は速くなる。境川サイクリングロードの終点が自宅から約25kmであるが、途中で普段と比べ息苦しさを強く感じた。

 通常は、走っていると空気は勝手に、鼻や口に入ってくる。マグロと同じで口を開けていれば酸素はどんどん吸入出来るが、マウスシールドがあるとそうはいかない。結構頻繁に意識して呼吸しないとキツい。終点での停止直後の写真である。

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マウスシールド装着でのサイクリング

 鼻での呼吸が主となるので、シールドが呼気でかなり曇っていた。口を開けると鼻とシールドがすれるので、あまり口を開けなかった。私のヘルメットはシールド付きで眼鏡部分が覆われている。この下にマウスシールドを入れると鼻が潰れるので、外側に出して装着。ほぼ同じ高さとなった。

 いつものように、帰りがけに里山公園下の「ギャラリー木の実」に立ち寄り、マウスシールドを披露。薬局で売っているのと聞かれたのでAmazonで検索して探しましたと返答。夏場は良いねと好評価。夏場の定番、マンゴー味のかき氷を戴き、帰宅した。

 GARMIN記録が下記。

距離:55.14 km タイム:2:45:41 平均速度:20.0 km/h 高度上昇:206 m

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境川+引地川+里山