天気の良い日に、三浦半島一周ライドを、CHERUBIMに乗って行おうと考えていた。そして、緊急事態宣言が解除されたので、地元の居酒屋で一杯やりたい思いもあり、5月29日(金)に実行する事とし、前日の飲酒も控えて準備を進めた。
しかし、CHERUBIMで行く思いはあったが、途中のキツい坂2カ所を考えて、体力面で時期尚早と思い直し最軽量のCANYONで行く事とした。
行程は約100km強なので、所要時間約6時間を想定し、9時過ぎに自宅を出発した。東海道線の跨線橋を渡り、海岸通りまで南へ一直線。県立辻堂海浜公園を横切ってR134に入る。ここからは逗子まで、真っ直ぐに進むのみである。
鎌倉へ向かう道路は相変わらずの渋滞。大型車の横を気をつけてすり抜けながら、順調に逗子へ。海岸から内陸へ向かう途中にあるトンネル二つが、いつも嫌な箇所である。その後にある渚橋は狭く、車道で車の脇は走れない。仕方なく、途中から歩道に乗り上げユックリと歩道のまま渚橋交差点を左折、ここから先の道に車はほとんど無い。そのまま道なりに真っ直ぐ走り、県道24号に突き当たり右折。ここからしばらく行くと緩やかな坂が続くが、トンネルを越え船越町交差点を右折すると、大通りになる。ここは国道16号、通称横須賀街道で、いくつかトンネルを越えると横須賀市内に入る。途中の交差点に「ドブ板通り」の看板があった。横須賀は昔から余り縁が無く、どぶ板通りはTVでしか知らない。新型コロナ騒動が落ち着いたら、横須賀中央に吞みに来ながら、是非立ち寄りたい場所である。（Google Mapより）
途中から道なりに左折し、横須賀海岸通りへ。R16と比べるとクルマの量は少なく、いくらか走りやすい。このまままっすぐ行けば観音崎に至る。観音崎で小休止、羊羹を一個補給。
ここまでで2時間弱、約35km走行して約1/3走破、残りは約70kmである。何度も走っているので地図は無しで、気楽に走れる。カモメ団地を越えた辺りに、鬱蒼とした森をバックにした神社があったので停車して写真撮影。説明看板を読むと、社叢林という関東地方でも珍しい、天然記念物の自然林であった。
このあとは、浦賀駅前を抜けて久里浜方面へ向かう。ペリー公園を通り過ぎ、火力発電者の坂を登って通り抜けると、金田湾沿いの真っ直ぐな道R134が続く。今日は南風なので、わずかに向かい風であるが、キツくはない。途中で、剣崎方面に左折し、海岸で大休止。ほぼ行程の半分の距離、51.5km地点でいつもの休憩地でもある。トイレで顔を洗いスッキリ、海を見ながらノンビリ昼食として持参の梅干し入りおにぎりを食べる。
ここから先、城ヶ島に行くまでに2カ所急坂が待ち受けている。最初の坂は最大斜度10％ほどあり、結構足を使ってきたので、ここはCHERUBIMではキツそう。ややキツいので36T/28Tの最大ギヤ比でなんとかクリア。2番目の坂はやや緩やかではあるが、遠くからその坂がはっきりと見える、嫌な気分の坂である。登り切ると風車が出迎えてくれる。
バイクハンガーが設置された、宮川公園であるが、バーの高さが低くちょっと使いにくい。後ろにあるマグロと大根の碑は三浦半島一周サイクリングと銘打たれている。風車の設置は最近である。ここには自販機とトイレがあり、サイクリストの絶好の休憩場所である。
ここからは城ヶ島は目と鼻の先、橋を渡り島内に入るが、コロナ禍の影響で駐車場は閉鎖されているため、結構休んでいる店も多く、観光客も少なめ。まぁ平日だと普段もこんなものか？
このあとはひたすら家までの帰路となる。県道26号からR134へ抜け、三崎街道を北上する。この道は少々アップダウンがあり、疲れた脚にはこたえる。途中の市民病院前バス停で小休止し、残りのおにぎりを補給、ここまでで約78km。電中研脇を通り抜け、しばらく走った立石公園で少し早いが小休止、ここから自宅までは約23kmと判っているため、いつも休憩地点としている、あと1時間強頑張ればゴールである。
残りを1時間少々で走り、総走行距離約105km走行し、15:23に帰宅した。
さぁ、風呂に入り洗濯して、居酒屋へ直行だ。
（見事に飲み過ぎて、今朝は軽めの二日酔い！！）
