Kaze1952’s diary

定年退職後、趣味の世界に専念。ロードバイクは乗るだけでなく収集にも・・・。

Amazonでバイクの部品を購入したが・・・

 1983年製のCHERUBIMロードバイク、レストアは一応完了したが、一部の部品が破損したまま組み上げた。その部品は、ブレーキワイヤ調整用金具で、フロントブレーキ用の調整用部品が無くなり、ボルト部が折損していた。

 下記はリヤブレーキの調整用部品で古いが完品である。茶色のゴム部がナットになっており、指で回す事でケーブルのテンションを調節出来る。指で回せるよう、ゴム部の外径と摩擦抵抗を大きくした設計である。

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リヤブレーキ調整金具

 そこで、昔CHERUBIMを購入した田中自転車屋のおやじに相談したが、「古い部品はもうないかな?もう一人の若いのが中古部品担当なので、相談して」、と言われた。

 その後、自転車屋には行っていないがネットで調べたら、丁度ぴったりと思える部品がAmazonで売っていた。ネジサイズがあっているので、色違いは気にしない。但し、ねじ部に回り止めのカットがされていなかったが、アルミ部品なのでヤスリで加工出来ると踏み、注文した。

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Amazon購入品 4本セット

 ところが、届いた部品をみてがっかり。ナット部分に付いているゴムはOリングで、ボルト部分に取り付けて回すとOリング部が回り、ナットは回転しない!!

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ゴム部はOリング

 純正品はアルミ部分に貼り付けてあるような感じで、しっかり固定されゴムが動く事はない。仕方なく、接着剤で固定して組んでみた。ねじ部はヤスリで削り、ブレーキ側の穴に形状を合わせた。

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取り付け後

 数日後、回してみたが接着剤の効きが悪かったのか、Oリングが回転、役に立たない。見てくれだけの部品に成り下がった(泣き)。外径も小さく、ゴムは見てくれのみでナットを回すだけの摩擦抵抗は全くない。

 昨夜、再びネット検索し、「Suntour Superbe Pro Alloy Brake Cable Barrel Adjustors」という名称で、eBayでサンツアー製の完品がオークションに掛かっていた。新品で購入すると2個32$、送料13$なので、約5000円を超える価格である。購入をためらっていたら、今朝、オークションが終わると部品はリストから消えていた。

 再び、eBayで検索したところ、この部品はCampagnoloShimanoとも互換性のある物のようで、Campagnolo向けにいくつか売られているのを発見。

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Campagnoloパーツ

 純正品は約37$+送料が32$=約7000円を超える価格。とてもではないが、この金額では手を出せない。

 下記の類似商品だと、結構安いので、少し悩んだがこちらを発注した。約2400円とそこそこ高価だが、役に立たない部品を付けておくよりはましである。ちょっとデザインが違うのは気になるが・・・・。購入者のレビューはすべて良かった。

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互換製品

 物が届くのはいつなのか未だ不明だが、Nysa, Polandから発送されるようである。届いたらレポート予定である。