1983年に地元の田中サイクルでセミオーダーメイドした、CHERUBIM。6年ほど前に、全パーツを分解しレストアした。サドルはボロボロなので最近のものである。下記写真
その後しばらくして、BBからの異音をきっかけに、旧パーツは取り外し、GIANTに取り付いていた105とULTEGRAの混合部品で、フレームとステム、ハンドル以外は組み替えてしまった。下記写真
最近、ドイツのVintage Bikesのサイトをよく見るようになってから、CHERUBIMを元のパーツに戻したいという気持ちが大きくなってきた。やはり、旧モデルはその時代に合った部品で無いと、格好が悪い。旧パーツは残してあるはずなので、先ほどかき集めてみた。
BBはクランクに付けたままにしてあるが、この部品は交換が必要である。代替え品として、Amazonで下記の部品を探した。これが旧BBと互換性はありそうに思える。Amazonのレビューにも1984年製の Raleigh Pro-Raceに組み付いたとのコメントあり。
仕様として、元の物がシェル幅68mmでシャフト長さ116mmなので、ほぼ同じシャフト長さ、115mmの物を選定。1mm短くとも、現状の物の隙間が大きいので大丈夫との判断。
BB-UN55 68BSA:2220円
チューブラータイヤはやはりパナレーサーが無難か。おなじくAmazonで、太めのチューブラーを探し下記を選定。
パナレーサーチューブラー Practice P700×25 LP-725PT-P-B-RV42:3719円×2個
ホイールは古い物を磨いて再使用の予定、フランス製の物である。現在、スポークとリムの接続部のさびをクリーニング中。
磨いていて気づいたのが、リヤホイールのスプロケット側のスポークが段付き(リム側が太い)形状になっている。これは結構高度な技術で、金属線をダイスでドローする際、途中で1本ずつ止めて作るしか無いはずである。
クランクも古い物をそのまま流用。スギノ製である。写真は前回のレストア時のままで、再磨き前。これから磨く予定。
フロントとリヤディレラーはサンツアー製。これも磨けばさらに綺麗に。
ブレーキもサンツアー製でSuperbとなっているが、シューが昔のままで、いつ交換したか不明。ブレーキの効きが悪い場合は、新しいTEKTRO製に変更予定。
色もシルバーで、雰囲気は悪くない。Vintage Bikeにこだわるが、実際に乗って走るので、安全性が最大課題である。あるいはTEKTRO製のブレーキシューでも互換性はありそうか?
ブレーキレバーも当時の物をそのまま使用。
これらに、ブレーキワイヤとシフトワイヤ、さらにチェーンを用意すれば組み替えが可能である。まず、手始めにCHERUBIMの分解から始める。