Kaze1952’s diary

定年退職後、趣味の世界に専念。ロードバイクは乗るだけでなく収集にも・・・。

CHERUBIM1983モデルのレストア開始

1983年に地元の田中サイクルでセミオーダーメイドした、CHERUBIM。6年ほど前に、全パーツを分解しレストアした。サドルはボロボロなので最近のものである。下記写真

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旧パーツ組み立て車

その後しばらくして、BBからの異音をきっかけに、旧パーツは取り外し、GIANTに取り付いていた105とULTEGRAの混合部品で、フレームとステム、ハンドル以外は組み替えてしまった。下記写真

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105 & ULTEGRA混合車

最近、ドイツのVintage Bikesのサイトをよく見るようになってから、CHERUBIMを元のパーツに戻したいという気持ちが大きくなってきた。やはり、旧モデルはその時代に合った部品で無いと、格好が悪い。旧パーツは残してあるはずなので、先ほどかき集めてみた。

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CHERUBIM旧パーツ

BBはクランクに付けたままにしてあるが、この部品は交換が必要である。代替え品として、Amazonで下記の部品を探した。これが旧BBと互換性はありそうに思える。Amazonのレビューにも1984年製の Raleigh Pro-Raceに組み付いたとのコメントあり。

仕様として、元の物がシェル幅68mmでシャフト長さ116mmなので、ほぼ同じシャフト長さ、115mmの物を選定。1mm短くとも、現状の物の隙間が大きいので大丈夫との判断。

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BB-UN55 68BSA

BB-UN55 68BSA:2220円

 

チューブラータイヤはやはりパナレーサーが無難か。おなじくAmazonで、太めのチューブラーを探し下記を選定。

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Panaracer チューブラータイヤ25C

パナレーサーチューブラー Practice P700×25 LP-725PT-P-B-RV42:3719円×2個

 

ホイールは古い物を磨いて再使用の予定、フランス製の物である。現在、スポークとリムの接続部のさびをクリーニング中。

磨いていて気づいたのが、リヤホイールのスプロケット側のスポークが段付き(リム側が太い)形状になっている。これは結構高度な技術で、金属線をダイスでドローする際、途中で1本ずつ止めて作るしか無いはずである。

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ホイール700C

クランクも古い物をそのまま流用。スギノ製である。写真は前回のレストア時のままで、再磨き前。これから磨く予定。

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スギノ製クランク51T/42T

フロントとリヤディレラーはサンツアー製。これも磨けばさらに綺麗に。

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サンツアーサイクロン

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サンツアー製 名前不明

ブレーキもサンツアー製でSuperbとなっているが、シューが昔のままで、いつ交換したか不明。ブレーキの効きが悪い場合は、新しいTEKTRO製に変更予定。

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サンツアー Superb

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TEKTRO製ブレーキ

色もシルバーで、雰囲気は悪くない。Vintage Bikeにこだわるが、実際に乗って走るので、安全性が最大課題である。あるいはTEKTRO製のブレーキシューでも互換性はありそうか?

ブレーキレバーも当時の物をそのまま使用。

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サンツアーブレーキレバー

これらに、ブレーキワイヤとシフトワイヤ、さらにチェーンを用意すれば組み替えが可能である。まず、手始めにCHERUBIMの分解から始める。