Kaze1952’s diary

定年退職後、趣味の世界に専念。ロードバイクは乗るだけでなく収集にも・・・。

Macintosh SE/30 を分解・・・

 以前このブログに掲載した、SE/30を分解した。

 購入時(1989年頃)の本体価格は80万円程度か!?さらに、改造を加えて、カラー出力可能にしたり、CPU(M68030)ブースターを追加したりで、さらにうん十万円つぎ込んだ。下の写真が分解時に出てきたブースターである。

 分解後の写真

 この中でブラウン管が簡単に捨てられない部品であり、以前からの悩みであった。ネットで古いパソコンの処分法を見ていたら、基本は製造メーカーに相談することとなっている。早速Appleのサイトで検索するが、廃棄方法が見つからない。

 相談窓口にチャットで応対してくれるものがあったので、そこにアクセスして相談。その結果、Apple製品はすべて無償で引き取る仕組みがあることが判り、ひと安心。チャットでの応対も極めて丁寧で、Apple社を見直した。「Appleのリサイクルプログラム」で、全製品を無償引き取りするというものである。但し、ホームページからは容易にはアクセスが出来ない。(あると知って探したが見つからない!)

 分解した不要部品は箱に詰めて、紹介されたプログラムに従ってWebサイトで手続きを行い、佐川急便が引き取りに来ることとなった。とても簡単!!

 さて、残りの筐体と我が家のMacMiniを使って、液晶マックを作ることとした。いくつかのサイトで紹介されており、余ったMacMiniがあると割と簡単そうである。

 取りあえず、MacMiniを筐体内部に取り付ける。筐体内の出っ張りに丁度はまり合う箇所があったので、そこに逆向きにセットし、木製の板で下側を固定。筐体に穴開けして、下側からビス留め。手前の3個の穴は設計ミス。

 液晶の入る部分は、ブラウン管用に大きなRでへこんでいるため、上下のみ木片をR加工してボンドで接着。まぁまぁの隙間埋めにはなったか?

 丁度10時頃に、Amazonに発注していた8インチサイズの液晶モニタが届いたので、早速動作テスト、が・・・・。全く認識しない。MacMiniでは駄目ならばと、Windowsマシンに接続しても駄目、MacBookProに繋いでも駄目。HDMIケーブル自体は問題ないので、明らかにモニタ不良。この作業で1時間半がフイに。と思ったが、モニタ設定メニューが判りにくく、再度トライしてみた。HDMIを選ぶところまでは一緒であるが、別のボタンを押すと画面が暗くなりつながった!

 但し、液晶画面がずれて、周囲の銀色の縁部分が見えている!!立ち上がった画面を見るとメニューが半分以上隠れて見えない。やはり交換だ。但し、メール連絡しても返事がない・・・。

 1024×768のディスプレイであるが、そこそこは使えそうな解像度である。一昔前を思い出せば、640×480ドットのディスプレイで仕事をしていた時代もある。隔世の感である。